今月の勉強会はアコースティッックギターのマイキングです。
先月はエンジニアさんばかりだったのすが、今月は一般の初参加の方が2名いらっしゃてくれたので、バランスの良いアットホームな雰囲気の勉強会となりました。
一般のアマチュア参加とはいえどもギターに関する拘りは十分で、立派なギターをお持ちだという事でしたが、今回は天候が良くなくギター持参は叶いませんでした。
次回ご来店の際には是非ご自身の楽器で試して頂ければと思います。
先ずは単にマイクの音質の比較だけでなく、距離やシュートポイントによる、音の違いを演奏しながら動かしてみたり、奏者(参加者)が自ら演奏して体を動かしながら音の変化を確認していきます。
更にカーディオイド(単一指向性)とオムニ(無指向性)、フィギュア8(双指向)、ハイパーカーディオイド(超単一指向性)、と指向性によるマイクの特徴の講義を交えながらじっくりとを検証しました。
僅かな違いで音の変化が顕著に出ます。
どのマイクを使うのかも大事ですが、適切にマイキングを行なうことが如何に大事かと言うことも分かって頂けたようです。
そして、コンデンサーとリボンマイクの比較をして終了。
エンジニア陣にはリボンマイクの評価が凄く高く、ミュージシャンの方にはコンデンサーマイクのキラキラ感が良かったようです。
単音弾きとストロークでも、集音したマイクの音と印象が全然違いますので、その辺りにも気をつけてマイクを選んでければ、拘りのマイク道も更に深まりますね!
気付けば時間オーバで楽しくも話の尽きない会となりました。
詳しく講義くださったエンジニアのお二方ありがとう御座いました。一般参加者の方にも喜んで頂き、十分な興味を持って頂けたようです。
プロアマ・エンジニア奏者、関係なく意見や感想を出し合える建設的な会というのも新鮮で良い物です。色々な意見を聞くことで、我々も時々オッと思う気付きがあり勉強になります。
さてさて、次回内容が未だ決まっていません(汗)
弾いてくれる方がいれば弦が良いかなーと思っているのですが、、、
バイオリン、チェロ、ビオラ、民族楽器どれでも構いません、参加して頂ける奏者の方募集デス...
近日中には公開します。3月末頃予定
今回使用した主なマイク
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audio-technica AT4047MP
sanken CU-41
audio-technica AT4081
sE electronics RNR1